今回お祭りの舞台では佐倉宗吾伝の劇を行いました
名古屋のスターアマチンさんこと天野鎮雄さんに
劇をしていただきました

主なあらすじ
今から約350年前承応元年(1652年)千葉佐倉藩では家老の暴政と極度の重税が行われた。
このため領民達の苦しみは極限に達し、他国領に逃れる者、路上に餓死する者など、文字通り地獄の様相を呈するに亘り、遂に百姓一揆が起こった。
この時、割元名主であった宗吾は、この状況を見るに忍びず、佐倉代官屋敷、佐倉藩重役、江戸にいる領主堀田正信公屋敷の役人等々にお願いしたが追い返され、次に江戸将軍家側用人達に民意嘆願書を出したが却下された。
万策尽きた宗吾は最後の手段として将軍家への直訴を決意し、四代将軍徳川家綱公に嘆願書を手渡した結果、佐倉領民達はようやくにして苦しみから救われる事が出来たが、直訴の罪に問われた宗吾は佐倉藩に引渡され、翌年1653年佐倉公津ヶ原刑場にて、宗吾ははりつけ、子供4人は打ち首の惨刑に処せられた。
宗吾一家は領民のため処刑されたが、お墓には350余年たった今でも、香華が絶える間がなく年間250万人を超える人達が義民佐倉宗吾の冥福を祈り参拝されている。
この尊い行いをした宗吾の名は人々に語りつづけられ、全国に知れ渡っている。

アマチンさんは佐倉宗吾を現代の社会に置き換えて
とても興味深い劇をしてくださいました。
アマチンさん、劇座のみなさん
ありがとうございました。

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